AUG

8/31 Sat

八月の終わり、そして明日から九月。振り返ると台風やら盆行事やら色々あったがうまく思い出せない。前半は笛ばっかり吹いてた、いつもは一年に一週間しか練習しないけどこんなに笛を吹いた年はない。時間をかけて笛に向かい合っているとほんの少し見えてきたものがあった、この夏の収穫である。精進しよう。

ようやく水が良くなった、暖かくて柔らかく感じる。力を抜いてリラックスできる海が好きだ。明日もいい海でありますように。

そして九月は、セプテンバー。

 

8/30 Fri

穏やかな夏の日、ゆるい南風に海は凪いでいる。黄昏時に海を眺めるのは必然だ。往く一日に悔いはないが、過ぎ去ったあの夏の日に想いを馳せる。若き日の甘酸っぱさはもう枯れてしまったのか、57回目の夏が静かに過ぎていく。

また陽は昇る、明日もいい天気。

 

8/29 Thu

 

8/28 Wed

夕方、小学6年生と海へと連れだつ。夏休みの自由課題でサンゴの白化がどうなったか見たいとのことである。総勢6人でニシ浜のリーフチェックを行う。2016年の白化で9割以上死滅し今では藻が生えた状態を観察する。この子らの成長と共にこのリーフのサンゴも成長することを祈る。最後に感想を聞くと地球温暖化や人の生活が少なからずとも影響してるとの発言があり、海への関わり合いや環境への配慮に気付いたことは大きな成果だ。定期的にリーフチェックをしようと締めくくる。

未来は明るい。

 

8/27 Tue

夏の終わり、日の暮れもだんだんと早くなってきた。輝く季節は足早に去っていくようだ。ただスイッチのようにオンオフじゃなくゆっくりとなんだけれど、ふと気付いた時には風景が変わってるてな具合か。日が落ちてゆっくりと夜の戸張が降りる余韻を味わうのです。

明日も晴れ

8/26 MO

朝夕随分と涼しくなってきました。普段扇風機で過ごしているのだが朝方には少し寒いのだ、季節は少しつつ動いている、まさに肌で感じる。

新旧入り混じり漂流するペットボトル。大時化の後、海渡り収束帯に集まる様々なプラスチックゴミ、リーフ内のポイントの海底に散見し常に集め引き上げている。しかしこの処分に困る、これまではなんとか業者に引き取ってもらえたのだが今後どうなることやらわからない。リサイクルゴミにあたるのだろうか、業者に聞いてみよう。それにしてもこれらは海面や海底、海中を長い間漂ってたどり着いたのだろう、いつどこからやってきたのだろうか。そのままほっとけばまたシケが来てどっかへ流れていくのだろうか、、、なんてね。

 

8/25 Sun

台風の余波が残り連絡船全便欠航。南風がやや強くうねりが少し残る海況、蒸し暑くめまいがするので海へと出てみる。久しぶりにレスキューボートを引き出しパドルトレーニング、小波を楽しむのだが背筋が弱ってるのか腰が痛い。それでも海上を漂っているだけでとても楽しい。アジサシが飛び交い時折ウミガメが水面に顔をだす、砕けた波の後ろで風に吹かれた飛沫が心地良い。降り注ぐ陽光を浴びとても幸せな時間を過ごせた。ただし明日はそこら中が筋肉痛であろう、それもまたたのし。

明日は晴れてくれるかな。

 

8/24 Sat

台風11号は予想通り南台湾に進行し大陸へと上陸したようだ。南風強く海上は大時化、海上航路は全便欠航となる。潮っぽい南海岸は霞んで波が炸裂している。足の速い台風で何事もなく無事にやり過ごす、明日は晴れてくれるかな。

 

8/23 Fri

台風11号のバカ、海はまだ動いていないがゲストは全てキャンセルとなる。どうにもならないことであるが、いつもながらに心穏やかにあらず。こんな時は自然の移ろいを感じながら散歩するに限る。走るにはまだ気温が高くのんびりと歩くのである。体を動かし心の状態をコントロールする。今は止まらず動くことである。諸般なできことをしばしうっちゃり、心身を解放する。ここは波照間、南の島、我島に生きる。

8/22 Thu

石垣島に所用あり日帰りする。8時30分発9時30分石垣着、3時10分石垣発4時10分波照間着、滞在時間6時間ほど。相変わらず人が溢れ港には大型クルーズ船が停泊している。外国人と日本人が溢れ島人は日中見当たらない。久しぶりに某沖縄そば屋に出向いてみると外国語が飛び交っている。どこもかしこも喧騒溢れる街になったなぁと今更ながら驚き呆れる。バブルの石垣島であった。

黄昏時、沈む太陽にホッとする。タウン&カントリーてな程よい八重山諸島であるといい。さて台風、明日遅くより影響が出るようだ。やれやれ、、、、。

 

8/21 Wed

8月も後半、穏やかな日々が続くと思いきや台風11号発生。まだ暴風域はないものの島の南海上を北西に進む予報。明後日より影響がでる模様で週末は台風でオジャンであるな。とっとと過ぎ去ってほしい、月末は夏休み大ラスの忙しさだからさ、お願い行って早く。

 

8/20 Tue

風弱く蒸し暑い一日、刺すような日差しはないものの空気自体がムンムンと暑い。除湿の効いた冷たい部屋で静かに過ごしたいところだが、そんなところもなくやっぱし海で体を冷やすのが心身ともに健康的だ。日が傾くとビーチには人影少なく静かに過ごすことができる。沈む太陽に穏やかな気持ちになり、また明日が平和でありますよう祈る。

明日もいい天気。

8/19 Mon

ムシャーマが終わり一週間、そして世間の連休も終わった月曜日。いつもの日常が始まる。獅子はまた来年と眠りにつき、下々は残り少ない夏休みを忙しく過ごすのであった。近海に熱低が停滞し、雨が降ったり雷が鳴ったり止んだりの不安定な空模様。春先のようなしっとりとした空気が漂っている。スコーンと抜けた青空が見たい。明日は晴れるかな。

 

8/18 Sun

笛の音色は消え、ドラは響きを止め、そして精霊はそれぞれの世界へ帰っていった。人疲れか酒疲れか心身ともに衰弱する一週間であった。ようやく静かな朝を感じることができ、振り返ることができそうだ。旧盆行事も終わり、帰属する幾多ごとを果たし、この夏もゆっくりと過ぎていく。もう八月もすでに折り返し、九月になれば57回目の夏が終わり58回目の一年が始まる。そして夏休みもね終わるのだ。ちょっぴりもの悲しい1日でありました。

 

8/13 Tue

超大型の台風10号の影響を受けうねりがリーフブレイクしている。漁港入り口赤ポール付近に太平洋を渡ってくる海の力が炸裂している。水中は横揺れし砂がまい白っぽい。9号に引き続き10号の影響までも受けるのか、日本列島、台風列島である。さて明日はムシャーマ、島をあげて豊年豊漁祖先供養を祈り一日中祭り一色となる。そして海は休みです。

明日は涼しいといいなぁ。

 

8/12 Mon

旧盆行事ムシャーマ(八月十四日)に向け準備の日。午後8時より行列の確認を行う。大旗小旗、衣装、棒、太鼓様々な道具が引き出され虫干しする、代々伝わってきたものも多く貴重な品々で大事に取り扱われる。

夕暮れ時、青い夜が始まる。やがてお月様が下界を照らし様々な霊が闊歩する時、トワイライトゾーン。霊界と人間界が繋がる数日間が始まる。

 

8/11 Sun

ようやく台風後のリカバリーを始める。海はまだうねりが残りニゴニゴである、最終便のみ運行しようやくゲストが到着し始めた。船を下ろしエアーをチャージやらこなし、夜はムシャーマに向け笛の練習そして軽く酒を飲む。しかしとても蒸し暑い1日で軽い熱射病を起こす。体を水、風に打たし冷やし30分ぐらいで回復。しばらく海に浸かってない所為であろう。夕方海に浸り体と心を解放する。

さて明日はムシャーマ準備の日そして夜は行列の練習、幽玄の世界が開く。

8/10 Sat

台風一過のなんとやらとはならずぼやけた空模様、南西の風が強く吹きウネリはより大きくなってるようだ。潮を含んだ風はねっとりと蒸し暑く、そこらかしこ塩っぽい。高速船は全便欠航、フェリーも欠航となる。いつもながら南海の孤島となり物資が滞っている。生鮮食料品はもちろんのこと旧盆の品物が入ってこない。もちろん人も入島できず観光業は踏んだり蹴ったりの状況。いやはやなんとも如何せん、、、、、。言葉にならない。

それでも日が暮れ日が明ける、明日は晴れるかな。

 

8/9 Fri

結局のところ大した台風ではなかった。もちろん被害がないことはありがたいことだが、ちょいと拍子抜けした感である。幸いなことに進行方向の左側にあたりそれほどの風が吹かなかったのだろう。最大瞬間で25m/sも吹かなかったと思われる。雨もさほど降らず後に木々が潮焼けするかもしれない。兎にも角にも何事もなく過ごすことができた。ただ今だ影響が残り高速船は欠航、多分明日も南西の風が強く全便欠航の恐れありである。稼ぎどきに困った、困った。

旧盆ムシャーマに向け練習が始まりました、祖先が帰ってきます。

 

8/9 Thu

太平洋を超えて台風のうねりがやってきた、強い風が海を動かし風波となりそして大きなうねりとなって海上を渡ってくる。台風8号は進路をようやく定めゆっくりと動き出す。どうやら直撃は免れたようだが進行方向の右側にあたる多良間島はほぼ直撃を受けそうである。被害が少ないこと祈る。

最後のパトロールを終え住居の入り口を封鎖して籠ることにする。

明日があるといいな。

 

8/7 Wed

いよいよ動き始めた台風9号、日中は北東の風が吹きややうねりがあるもののまだ台風のエピローグに過ぎない。微妙に進行方向を変えながら北上し少しづつ近ずいている。朝一で船を縛り住まいの対策にあたる1日であった。あれやこれやと思索しながらの対策作業は変に高揚感があり、子供の頃からの台風あれこれが思い出されワクワクしながら作業する自分に苦笑する。子供の頃はどこか台風を楽しんでいるのである。大人になってからは自然の脅威を受け入れ、そして翻弄されるのだが、やはりほんの少し楽しんでいる。もちろん被害が少なく人命の危機にさらされなければの話であるが、、、。

備えはいいか、くるぞ台風。でも出来るだけ避けておくれ。

 

8/6 Tue

台風がやってきます。かなり高い確率で直撃は避けられないようです。しかも非常に強い台風へと発達してピーク時に最接近の予報です。まだ穏やかな空と海ですが夜半過ぎの進路予想にたじろいでいます。不安でいっぱいな心持ですがしっかりと対策を行わなわなくちゃいけません。夜明けとともに行動です。素早く的確にそして強固な対策を、、、あれやこれや考えているうちに目が覚めた午前一時過ぎ、早く寝なさい。

 

8/5 Mon

穏やかで長閑な黄昏時、しかし台風9号の足音がヒタヒタと迫ってくる。速度が遅く進行方向が定まらないが、確実にかなり接近するとみられる。中心が島のどこ側を通過するかで状況が変わるので進路は非常に大切な情報だ。とにかく夕方より対策を始める。明日の朝、船を引き上げあらゆる対策を講じることとなる。あとは神のみぞ知る、ラーメン。

 

8/4 Sun

やや不安定な天気、時に雨がふり空気を冷やしてくれありがたいのだがどうやら台風の気配を感じる。海ははるか遠くからやってくるうねりで底揺れし、透明度が芳しくない、にも関わらず今年最大数のウメイロモドキの囲まれてご機嫌な海中であった。

さてやはり台風9号がやってきそうな予報である。定時の予報はじりじりとこっちに寄ってくる。なんだか嫌がらせのように意地悪い予報、台風対策に翻弄される数日であります。やれやれ、、、、。

 

8/3 Sat

午前4時、雨が ザァーときて空気が少し冷たくなった。空は対流激しく雲がモクモク湧き上がり流れていく。南海上では雲がまとまり渦を巻きそして台風となる。台風8号発生そしてまたひとつ卵が育っている。しばらく台風の動きに注視しなけばいけない。今の所、西日本が射程に入ってる、あまり発達しないでほしい。

 

8/2 Fri

晴天なれど北東の風のち強く、西からのうねりが入り海況思わしくない。遠くの台風の影響かはたまた近海の見えざる低圧部のいたずらか。沖縄本島では大雨が降ってるというではないか、そして本州では猛暑日となり北海道の一部では波照間より気温が高い。どうなってる地球、あと一度平均気温が上がるともう地球温暖化は後戻りできないとTVが言ってる。我々の未来に希望はないのか、、、。

とある調査で今一番訪れたい離島は波照間島とのこと、まだ観光客が増えるのだろう。それにしても我が商売、それほど実入りがない。この美しき浜は守れるのか。

8/1 Thu

八月の始まりの朝、スコールが虹を連れてやってきた。霧雨の中、虹の終わりは海へと降りていった。エンドオフレインボー、そこには海という宝物があった。いい朝だ、NO RAIN、NO RAINBOW。レインボーのCatch The Rainbowがレイフレインする。虹を捕まえるのだ、幸せを逃さないように。やっぱし空から降ってくるものなんだね、幸せは。