夢見る季節

そのうち季節は巡りいつもの海が還ってくるのだが、新しい季節、新しい海に向かう想いはいつも焦らされる。
空が明るくなったり暗くなったりするように心持ちもそれに呼応し、その移ろいに一喜一憂する自分がおかしくも哀しい。夏を待ちくたばらないよう必死に肉体と精神を保つ季節、あとふた月もすれば生命溢れる季節がやってくるのだ。もう少しもう少しと健気に焦れる今日この頃、もう何十年と生きているのに慣れないのである。

コノハズクが鳴く真夜中に夢見てるのか起きてるのか、、、空気が止まってる、さてもう寝なくちゃ。

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